2022年新年のご挨拶

株式会社　ドリームクリエイトシステムズ

2024年新年のご挨拶
　

みなさま新年明けましておめでとうございます。

旧年中はドリーム、酒匠・米匠本部に対しまして多大なるご協力ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

本年も昨年同様、何卒よろしくお願い申し上げます。

2023年もわれわれの生活を大きく変える出来事が多くありました。

　コロナ第五種に移行

　　　約3年間世界をパニックに陥れた疫病、コロナ前に完全には戻りませんが
　　　第五類に移行した5月から活気を取り戻している実感はあります。

　値上げラッシュ続く・・・

　　　ロシアのウクライナ進行から端を発しここ数年さまざまなものが値上げされ2023年は値上げ疲れ感がありました。
　　　われわれは、その値上げで多少の恩恵を受けたように感じているかもしれませんが、一時利益率が上がるも
　　　全体的な消費の低迷は今後も続きます。

　物流2024年問題

　　　　2023年秋ごろから注目されるようになり、年末には物流の構造変化が噂され酒類業界だけではなく、流通業全体を
　　　大きく変える問題になると予想されます。

　当チェーンにおきましても、値上げによる利益率の改善・ギフト実績も好調・お米実績も好調と環境の変化による恩恵を受けています。
ただ、一時的なものであることは間違いありません。この先、どのような環境の変化・消費の変化が起こるかわかりません。

　今後、おこると予想される大きな変化としては

　物流2024年問題

　2023年後半にも大きく取り上げられましたが、物流業界の再編に政府が関与し法制化されると予測されます。
卸業者の納品回数が減る・小規模の取引中止が加速・軒先下ろしの徹底・発注時間の厳守・物流単価アップなどなど
酒類業界だけではなく小売業全体に大きく影響することになると思います。

　2024年歴史上初めて50歳以上の人口が5割超に

　高齢化社会における人手不足が加速します。大手小売業の出店は止まらず、高額な時給で人を集めます。その為、地域の中・小企業の人手不足は今以上に深　刻化すると予測されます。

　2026年三回目の酒税改定

　ビール減税、発泡酒・新ジャンルが増税　結果　ビール系飲料の税率が統一されます。対応も慣れてそれほど大きな変化にもならないかもしれませんが、非常に手間のかかる事案であることは間違いないです。

　さて、2024年以降もさまざまな課題が予測されますが

　今年、考え方・やり方をどう変えないといけないか？が問われます。

本部といたしましても、チェーンの方向性・次の一手を加盟店様にご提案させていただかないといけません。

　より地域密着へ　地域との連携を強化　

　毎年、新年のあいさつで“人とのつながり”を上げさせていただいています。
地域で小売業を行っている以上、人とのつながりは永遠のテーマです。

　今まで、利便性・商品・価格でつながっていた地域との関係性をより深くするにはどうすればいいと思われますか？

　地域の自治体・企業・学校などともっと深くかかわる。冷やした商品を配達するだけではなく、ビールサーバーの貸し出しをするだけではなく一緒に地域を盛り上げる、イベントに取り組むこと、利便性・商品・価格以外でのつながりをすることでより深い地域との関係強化につながると思います。

　さらには、今まで強化してきた

　　

ギフトの強化　シャディからドウシシャまで品ぞろえ・丁寧な対応

　　

店頭精米　栄養価の高い分づき米

　　

利便性　冷やして配達・イベントのお手伝い・小口業務店の対応など

　まだまだ、地域に知っていただけていない方が多くおられます。
チラシ販促だけでは浸透しない。しかし、“人から人への伝播”で深く知っていただくことが必要です。

　その為には、オーナーをはじめスタッフの時間の余裕が必要です。

　　

今のオペレーションを見直す。

　　

時間の使い方を見直す。

　　

アウトソーシングできるものを増やして、時間を空けて地域とのつながりの時間に使う。

　こういった考えに変えていかなければ“より深い地域密着”は実現できません。

●“より深い地域密着”を実現させるために

　　・より深い地域密着ができる事例のご提案
　　・時間づくりのためのアウトソーシングの提案
　　・より地域のお客様に喜んでいただける商品・企画の提案

　　を加盟店様にご提案できるように考えております。

●抜本的な構造改革

　配送の問題・人手不足・今後の店舗運営の課題、加盟店様を取り巻く環境の変化からさまざまな課題が予測されます。

　改善するためには、現在の構造　生産者～卸～小売りの構造を抜本的に見直す必要があります。
抜本的な改革には、今年一年では時間が足りません。
2025年めどに行動しますが、今年中には基本構想を加盟店様にお伝えできると思います。

●さまざまなターゲットへの対応

　地域の個人のお客様だけではなく　法人様・料飲店様のご要望に対応できるよう、今後も商品等の準備
さらに、メーカー様やその他企業様との接点を増やし新たな需要の発見ができるように対応しようと考えております。

“今のままではダメ”という思いは、常に加盟店様もお持ちだと思います。

　だからと言ってどうすればいいのか？

　これだけ、目まぐるしく変わる環境の変化に順応することの難しさだからこそ、2024年は　
　　　　　すべてを壊して一から立て直す！
ぐらいの取り組み方が必要になってくると思います。

まさに、『スクラップ＆ビルド』です。(2021年の年始のあいさつから引用)

　基本は何も変わりません。地域密着、地域のお客様に喜んでいただける店舗の存在。
“人と人とのつながり”を常に意識して、利便性や商品以外でのつながりを意識する。

　変えないといけないのは、そのつながりを作るための“人が持つ役割”だと思います。

　配達するだけ、接客するだけでいいのか？
　どうすれば今以上に深く地域に密着できるのか？　
　その為の人と時間の活用に関しての考え方とやり方を変える。

　その為に、本部ができることをやるべきことを加盟店様と同様に、
　“考え方とやり方を”変えていかなければいけないと思います。

ただし、現場第一主義という基本はぶれないように！

　最後になりますが、加盟店様からのご要望・ご指摘・さまざまなご意見を日々頂戴しております事感謝するとともに
『次の一手』を意識して考え・行動し、しっかりと準備できるようにスタッフ全員で取り組んでいこうと決意しております。

　どうぞ、今年もさらに皆様方のご意見並びにご要望・ご指摘を賜りますようお願いするとともに、
加盟店様のご繁栄ご多幸を祈念いたしまして新年のご挨拶とさせていただきます。

㈱ドリームクリエイトシステムズ
スタッフ一同　

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